エイジングケアは無意味ではない!

コラーゲンの配合された食べ物を摂取したとしても美肌効果は期待できないという話は、間違ってはいませんが正しくもありません。確かにコラーゲンやヒアルロン酸は経口摂取すると、体内で栄養素として分解されてしまい、そのままの形でお肌にまで届けられるわけではありませんので、効果は薄いことも分かります。しかしながら栄養が不足している状態からの回復効果は期待できるので、全く効果が無いとも言い切れません。つまり無意味な努力と切り捨てる人よりも、お肌の美しさは格段に維持できるわけで、アンチエイジングも馬鹿にはできないのです。最近ではヒアルロン酸配合サプリメントなどもありますので、普段の生活から栄養不足を感じている人はこうしたサプリを活用してみるのもありだと思います。

野菜食生活の面から言うならば、抗酸化作用のあるビタミン(ビタミンA、C、E)やβカロテン、ポリフェノールの含まれる食品を食べるのがおすすめ。果物はこれらをよく含んでいます。また野菜も同じくビタミン等のアンチエイジングに欠かせない栄養素を多く含んでいますので、積極的に食事へ取り入れていくと良いでしょう。食事以外だと、お肌のエイジングケアも非常に重要です。中でも紫外線のケアは言わずもがな行うべきですが、この他にも乾燥は線維芽細胞の働きを阻害し鈍らせてしまうため、併せてケアしていきたいところ。エイジングケアは絶対にムダではない、という信念を持ってケアを進めていきましょう。

紫外線、酸化なども大敵!

紫外線漠然と紫外線はお肌に悪いと知っていても、いまいち理解できないという方も多いことでしょう。コラーゲンやヒアルロン酸の量が老化肌につながるのは前記の通りで、紫外線はこれらの量を減少させてしまうため、お肌に悪いとされています。もう少し詳しく説明すると、紫外線は真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンの組織を破壊してしまうため、避けた方が良いとされています。また紫外線は表皮にてシミを作ってしまうため、これについても美肌から遠のく原因とされています。日頃からUVケアを行っている人のお肌は、組織がきめ細かく、量についても減少を最小限に留めているため、若々しさが維持できているというわけです。

この他にも細胞の酸化はお肌の大敵です。呼吸によって空気中から取り込まれた酸素は、エネルギーに変換されることなく残ると活性酸素へと変化し、更に迷惑なことに細胞を酸化させてしまいます。細胞の酸化は本来持っている細胞機能を低下させてしまいますので、つまりヒアルロン酸やコラーゲンの量を調節してくれる線維芽細胞も同様に働きが薄くなり、その結果お肌のたるみが生じてしまいます。したがって酸化や紫外線を防ぐことがアンチエイジングに必要不可欠であると言え、これらを効率的に行っていくことが若返りの秘訣になるのです。

老化とヒアルロン酸

ひとえに老化と言っても、それが具体的にどのような状態を指すのかを理解できていない人も多く、また説明を加える化粧品メーカーも少ないものです。お肌をいつまでも若々しく保つためには、老化について理解をしておく必要があります。老化とは年を重ねることによって機能が衰えていくことを指し、いわゆるお肌の老化とは、たるみや小皺ができている状態を言います。ここで重要なのは、それではどのような機能が低下しているのか、ということです。

線維芽細胞お肌の内部にはコラーゲンやヒアルロン酸があるということはご存知の方も多いはず。これらの成分は、実は同じく真皮内にある線維芽細胞が生成していて、正常ならば常に一定量に保ってくれています。コラーゲンやヒアルロン酸の量が少なくなってしまうと、お肌の弾力が失われるのですから、これらを生成してくれる線維芽細胞は美容においてとても重要であることが分かります。ここまでくれば分かると思いますが、お肌の老化とはつまり、繊維芽細胞の機能が低下していることを指しているのです。お肌のヒアルロン酸は年々減少していき、赤ちゃん肌を100%とすると、30代で40%程度、50代だと20%程度にまで減ってしまいます。このような状態に陥る理由の1つが線維芽細胞の機能低下であり、エイジングケアではいかにこの機能低下を食い止められるかがカギになるわけです。

ヒアルロン酸ってどんな成分なの?

ヒアルロン酸にコラーゲン、UV等、美容を気にかけていれば誰もが一度は耳にしたことのある言葉は、その実、知ってはいても理解にまで及ばない人も多いものです。化粧品にも配合されているし、とりあえずお肌に良いものだろうという認識が一般的でしょう。しかしこれでは本当に有効で効率的な使用方法も、しっかりとしたお肌のケアもできないというものです。美容を気にするのならば、まずはこれらの本当の役割を知っておくべきでしょう。

ヒアルロン酸ヒアルロン酸の役割とは、潤いを維持したり動きを補助したりというもの。皆さんもご存知の通り、ヒアルロン酸は体のあらゆる場所にあり、私達の運動をサポートしてくれます。例えば目の潤いを保つためにも必要ですし、関節が上手く動くための潤滑油のような役割も担っています。お肌における役割はというと、水分の維持と弾力性を担っていて、いわゆる美肌のためにはヒアルロン酸が絶対に必要となります。重要視されているお肌の成分、コラーゲンは、なんと肌の9割を占める成分です。残りの1割は隙間ではなくプロテオグリカンという成分等があり、このプロテオグリカンの主成分となるのがヒアルロン酸です。少々分かりにくくなってしまいましたが、ようはコラーゲン同士の隙間を埋め、お肌に弾力を持たせてハリを宿らせるのがヒアルロン酸ということです。それでは、ヒアルロン酸とアンチエイジング、そしてエイジングケアを行う際に注意すべきことについて、お肌の仕組みと一緒に見ていきましょう。